悲しみじぇいそんの切ないブログ 〜全身の毛穴をブチまく〜

悲観。嫉妬。嫉み。嫉み。憤怒。文句だらけで自由気ままはブログです! ☆ホラーやサイコパス要素がちょっとあるよ☆

本当にあった怖い話〜真夜中の職場〜後編

前回からの続きが始まります!



真夜中の職場  後編





 喫煙所から出た私は、屋上から女の声が聞こえたので確かめに行った。


 屋上出入口のドアノブに手をかけて、ドアを開けたところ、、、









   屋上には誰もいなかった。





 それどこか、物すらも置いておらず屋上全体が一目で確認できた。


 ただ、近くの建物灯りがちらほらと灯っているだけであった。


 私は




 なーんだ。

 誰もいないじゃないか。

 カップルもいないし、つまらん。




と思いながら、屋上から建物内に入ろうとした。







 その時だった。






 





     『 きゃははははは 』










 え、
 背後から笑い声が聞こえた、、

 はっきりとした笑い声、、




 私は、空耳だと思った。
 
 いや、空耳だと信じたかった。


 だから、屋上の方を向いたまま、耳を澄ました。


 耳を澄ませると辺りは静寂に包まれた。

 ただ、少し木々が風で揺れる音がするだけ。


 耳を澄ませてから数秒後、、、、、


 












 『 きゃは、きゃはは 』

















 耳元で笑い声がした。







 私は怖くてたまらなくなり、ダッシュで2階の仕事場に戻る最中、少し冷静に考えた。






 あれは、



 あの声は、、




 女性でもない、、






 老女でもない、、











 幼児、、







 そう、女の子の声だ、、





 多分、一人


 同じ声だったと思う。





 ありえない




 午前3時過ぎた今、女の子の声が聞こえるはずがない。


 

 ましてや会社だぞ、、






 私は考えたことにより、余計怖くなった。

 
 
 荷物をまとめ、帰る準備をしているときに、廊下から










  パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ

  パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ

  パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ




と足音が聞こえた。





 まるで誰かを探しているような足音だった。







 

 私は無我夢中で会社を出て、車に乗り込み、家に帰宅した。







 帰宅の道中や帰宅後には、これといった怪奇現象なものはなかったので、一種の疲れから幻聴を聞いてしまったと自己解決した。





 次の日からはまた、新人という立場で仕事を無我夢中しなければならなかったので、他人に話すこともなく、すっかり忘れてしまっていた。
(話すほど仲の良い人がいなかったのも事実笑)







 それ以降、その会社で怪奇現象を体験することはなかった。










 しかし、


 

 この話はこれで終わりではなかった。








 怪奇現象を体験した数年後、


 転勤先で仲良くなった先輩にこの話をする機会があった。















  
    

        次回解明編




二部で終わるはずが、三部編成になってしまいました。








次回に女の子の正体が判明します、、

いまでもゾクゾクしますね、、

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