本当にあった怖い話〜真夜中の職場〜前編
本日は、夏ということもあり、私の大好きなホラー😍
そう、怖い話をします、、、
これは本当あった話。
実体験です。
真夜中の職場 前編
そう、これは私がまだ【新人】と呼ばれていた時のこと。
私の仕事は転勤のあるサービス業をしているが、新人の頃は、現在とは比にならない仕事の忙しさであった。
何をするにも上司や先輩から厳しい指導や叱責を受けて、日々夜遅くまで会社に残り、残業をしていた。
そう、時には終わらない時もあり、会社に宿泊することも多々あった。
普通の怖い話であれば、ここで会社にまつわる怖い話や幽霊の話が一つくらい出てくるが、そんな噂は聞いたこともなかったし、何回も会社に宿泊もしていたので、まさかあんな体験をするとは思わなかった、、
ある日のこと
先輩から大量の仕事を任されたことがあった。
先輩から仕事を任されたのは夜の8時頃。
先輩は
わりぃが明日の朝までに終わらせたい仕事
だからあとはよろしく!
俺は用事があるから笑
というと早々に会社から出て行ってしまった。
私は、
新人だから任されるのは仕方ない
と思う反面、
ふざけるなー!
俺だって用事があるんだ!
アニメとか漫画見なきゃならないんだよ!
と心の中で叫んだが、すぐふと我に返った。
すると、気づいた時には、私以外に残っている者はいなかった。
職場はいつも喧騒としているが、この時だけは、とても静寂だ。
あぁ、私は一人静かなのが好きだ。
さっさと仕事をして、帰ろうと思うが、誰もいなくなると急にやる気が出なくなる。
誰もいないことだし、だらだらと仕事でもするか、、
と思いながら、仕事をしていった。
日付が変わり、午前2時40分頃、私はまだ仕事をしていた。
午後9時頃にコンビニで買ってきたカップラーメンを食べて、簡単に夕食をすませたが、さすがに日付をまたいで仕事をしていると腹は減ってくるし、眠気が半端ではない。
私は、眠気覚ましに煙草を吸いにいくことにした。
会社の喫煙所は、屋上出入口付近に喫煙ボックスとして設けられていた。
私の仕事場は、2階であり、喫煙所は4階にある。
面倒だが、そこまで行くしかない。
重い足に気合いを入れて、階段を登っていった。
屋上出入口付近まで階段を登るとオアシスである喫煙所が見えた。
もちろん、誰もいない。
私は、喫煙所に入り、椅子に座りながら一服した。
ふぅー
落ち着く、、
今は非喫煙者だが当時は
セブンスターの14ミリ
を吸っていた。
吸ったことある人はわかるだろうが、これがまた美味い。
コーヒーと合わされば、無限大の旨さ。
煙草は吸えない状況にある時は地獄だが、吸えた場合は、至福・至高である。
その煙草を吸えば、その瞬間のみ仕事のストレスから解放された。
私は、喫煙所で一人、放心状態になりながら、煙草を吸った余韻に浸っていた、、、
すると、なにやら外から声が聞こえてくる。
女?
やけに楽しそうな声だ。
一人なのか複数人なのかわからないが、、
会社の女社員か?
いやいや、もう午前3時だぞ
私は、恐る恐る喫煙所から出てみると、声をするのは、屋上の方からだった。
正直怖かったが、興味もあったので、誰の声なのか確かめてみることにした。
幽霊など信じていなかったのもある。
若い社員が密会しているのかもしれない。笑
なんて思いながら
私は屋上出入口のドアノブに手をかけ、ゆっくりとドアを開けた、、、
すると、そこには、、、、、
後半に続く